ツールドしものせき2019
どうも、FoxHoundです。
先日お知らせしたとおり、ツールドしものせき2019に参加してきました。
今回はソロでの参加でしたが、人生初のロングコースに参加をすることに。
まあ、去年実家に帰省したときにハイライト番組を見たのがきっかけですね。
「異動があろうとなかろうと、ロングに参加する。」と決心しましたし。
で、15日の夕方には実家にいたわけです。
大会本部受付時の私。やる気にあふれてますね。
で、ツールドしものせきは協賛企業も結構ついてまして、シマノやブリヂストン、味の素などなどの企業がサポートしてくれてます。
シマノのテクニカルサポートカー。TOJを観たりする人は見慣れた車かも?
シマノが完走をサポートしてくれてました。
スタート待ちの一場面。横たわる数多のロードバイクたち。この現代の馬を駆り、我々は遠駆けをするのです。
午前8時から続々とスタートをしていく参加者。6名1組で15秒間隔でのスタートなので、私もスタートするまで結構待ちました。
第1エイドポイント、豊浦にて。ここでは、ツールドしものせき仕様の川棚饅頭が補給食として提供されていました。味は、通常の川棚饅頭と一緒です。
第2エイドポイント、豊北にて。ここは、さざえ飯のおにぎりとアミノバイタルの提供があってました。
さざえ飯のおにぎりを配るおばちゃん。このおにぎり、実に美味でございました。
アミノバイタルとさざえ飯のおにぎり。まあ、アミノバイタルは後半まで持ち越してからの使用になりました。
角島大橋。やはり景色がいいですね。
角島大橋をバックに未来の世界のネコ型ロボットとともに。
角島フォトスポットでの撮影。これはボランティアスタッフの方にデジカメをお預けして撮ってもらいました。
以前、角島に自転車で行ったときの記事はこちら。
このときは往路で力尽きてましたねー。
角島にて、ゲストライダーの牧野ステテコさんと。牧野さんはこの後、本部でネタをしなければならないということで急ぎフィニッシュされたとかなんとか。まあ、NHK-BSのチャリダーという番組に出演してあるということですので、視聴環境がある方は是非。
第3エイドポイント、豊田(みのりの丘農業公園)にて。ここでは、ジビエウインナーが出てるとのことでしたが、私が着いた時にはもうなくなっており、そこで取れた米で作った塩おにぎり、そば、のんたぐろアイスをいただきました。のんたぐろというのは、山口県オリジナルの黒大豆なんですね。アイスはこのエイドポイントにもなったみのりの丘と道の駅「蛍街道西ノ市」で食べられるそうです。
後半に入り、海岸線から山道に入ると私の脚には余裕がなくなり始めてきました。
そうです、けいれんとの闘いです。坂を上るたびにふくらはぎや大腿二頭筋、内転筋にハムストリングスと脚のありとあらゆる筋肉が攣り始めたのです。
このままじゃまずいと考えた私、豊田のエイドポイントで救護コーナーに飛び込んで脚全体にエアーサロンパスをかけてもらうことに。
まあ、多少は楽になりました。
しかし、それは一時的なもので、それ以降、坂に差し掛かると脚が攣るという状況に。エンジントラブルじゃねーかコレ。
そんなこんなで第4エイドポイント、菊川に到着。まあ、エンジントラブルは抱えたままなので、そうめん食べてコーラを飲んでから救護コーナーへ。
また脚にエアーサロンパスをキメてから走り出しました。ここまで来るとあとは気力で走り切るしかありません。
菊川を過ぎ、内日ダムを越えるとツールドしものせき名物の「メンタルブレイク深坂峠」が待ち構えています。スマホで内日ダムの写真を送り、これを過ぎたらメンタルブレイク峠が待ち構えておるとラインを送ったところ、友人からは「心折られてこい(笑)」の一言。
坂道は苦手なんだよぉォォォォォ!!!!!!!!
まあ、深坂の入りは脚の痙攣が激しく少し押して登りました。痙攣を抑えて何とか登れる状況になったらインナーローで坂をねじ伏せていきました。
で、深坂の最終エイドポイントを通過しても登りが待ち構えていましたが、意地と気合で坂をねじ伏せ、何とかフィニッシュラインを通過してツールドしものせきのロングコースは幕を閉じました。
ロングコース完走証を手にフィニッシュバナー前で記念撮影。この時点で、脚(エンジン)はボロボロである。
完走してから飲む瓶コーラ、ふく鍋、ヨーグルトとどれも疲弊した体に沁みてきて最高でした。
コレがあるからツールドしものせきはやめられないんですよ。まあ、WEB申し込みが秒殺で終わってしまうのでそこは改善してもらいたいところですね。
で、完走した感想(激うま)ですが
・回収車のお世話にならずに帰ってこれた
・ショートカットにならずに完走できた
・パンク、落車等のトラブルがなかった
・事前の実走トレーニングは大事
・電解質の補給は大事
・マシンの整備はしっかりと
・日焼け対策はしっかりと
・実走スタッフさんはスタミナお化け
・回収車のお世話にならずに帰ってこれた
これはまあ、あれですね。申し込んで出走したのはいいけれど、トラブルでのリタイアとかを想定していましたから。こうならずに帰ってこれただけで、私、偉い。
・ショートカットにならずに完走できた
ロングコースにはところによって関門(タイムリミット)が設けられていて、それに間に合わない場合、コースをショートカットしてフィニッシュに向かうように指示されるんですよね。まあ、今回はそうならずにフィニッシュできましたよ、ということです。
・パンク、落車等のトラブルがなかった
これは結構大事。走っていると、路肩でチューブ交換とかをしていた方が結構いましたから。あと、落車もあって救急車で搬送されたりとかもあっていました。そういうことにならないようにする事も出走者には求められるのです。ダイナミック山菜取りとかしたくないですしね。深坂峠では過去に重大事故(ダイナミック山菜取り)もあっていますので、気を付けましょう。
・事前の実走トレーニングは大事
仕事柄昼間に走りに行けてなかったので、自宅で固定ローラー台でのトレーニングしかできてませんでした。ローラー台だと実走よりメーター上のスピードが出るので感覚が違うんですよね。なので、もう少し実走して感覚を取り戻しておく必要がありました。
・電解質の補給は大事
これ、ほんとに重要です。電解質を定期的に補給するのを怠ったから後半で脚(エンジン)が死にかけてましたからね。脚が攣るのは電解質異常と、筋肉疲労が原因として考えられるとありますので、電解質は走行中でもしっかり補給しましょう。お兄さんとの約束だゾ。
・マシンの整備はしっかりと
幸いにして私のマシンである澪さんはパンク等のトラブルには見舞われませんでしたが、結構チェーンが落ちたとか変速しなくなったみたいなメカトラブルも見ました。
日頃のチェックって大事なんだなー、と思う事案でした。
・日焼け対策はしっかりと
これも重要です。日焼けを抑えるだけで疲れ方って変わりますからね。脚のほうは焼けなかったのですが、腕が完全に焼けておりました。日焼け止めをケチらず、しっかりと塗り込んでおくことが大事です。これも、お兄さんとの約束だゾ。
・実走スタッフさんはスタミナお化け
実走スタッフさんは正直、スタミナお化けだと思う。あの方々、全体通じてペースダウンしてませんでしたしね。角島から山間部に向かうときなんかもアップダウンの区間でもスピードが落ちることもなくシャンシャン行ってましたし、後半の平坦部でもへばらずにシャンシャン走ってました。で、フィニッシュ後に姿を見るとピンピンしてましたからね。実際スタミナお化けだと思います。
・総括として
トレーニング不足、電解質の補給不足により、後半は苦しむこととなった。
・次に向けて
次回はこうならないように、計画的なトレーニングを行い、当日の電解質の補給をしていくことが苦しむライドにならないためのポイントと思う。
走行の軌跡